9月28日（土）、フランス外務省の文化機関であるヴィラ九条山（京都市山科区）において、雅楽演奏を行いました。本企画は、京都市とパリ市の姉妹都市交流の一環として行われたニュイ・ブランシュKYOTO企画の一つであり、当日は、同施設で創作活動をされているフランス人アーティストや、地域の方々約70名が集い、雅楽を楽しまれました。
　前日27日には、京都市左京区にある関西日仏学館において、フィリップ・セトン駐日フランス大使、サンドリン・ムシェ在京都フランス総領事ご臨席のもと、ニュイ・ブランシュKYOTO祝賀パーティーが開催され、招待された井口陽一郎理事長、峰子副理事長は、本雅楽公演実現にご尽力をいただいたセトン大使に謝意を述べました。
　ヴィラ九条山館長のアデル・フレモル女史は、雅楽の音色、舞楽装束の美しさを称賛され、歴史ある雅楽を同館にて実現できたことに感謝されていました。初代館長で日本文化を研究されているミッシェル・ワッセルマン立命館大学名誉教授、また「何故か涙が出るのを押さえられなかった」という同館のフランス人スタッフなど、多くの参加者から感動の声をいただきました。

日　時：9月28日(土) 14：30~16:00
場　所：ヴィラ九条山（京都府京都市山科区）
演　目：楽器紹介・管絃「平調音取・越殿楽・陪臚」・舞楽「賀殿破」
演　奏：北之台雅楽アンサンブル
特別出演：安齋省吾（元宮内庁楽部首席楽長）
主　催：ヴィラ九条山（フランス外務省文化機関）

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