伝統芸能・洋楽~ ふれあい体験事業

2022年12月14日 第4回 成田市立八生(はぶ)小学校

 創立が明治6年まで遡る、伝統ある成田市の八生小学校でふれあい体験事業が行われました。
 1~6年生52名が管絃「平調越殿楽」と舞楽「輪臺」の鑑賞を、3~6年生29名が舞楽体験を行いました。
 COVID-19が再び拡大するなか、感染拡大防止に最大限の注意をはらっての実施となりました。

学校からの感想より
学校職員の感想

① 伝統芸能にふれる貴重な経験となった。1・2年生の鑑賞、3~6年はそれに加えて体験もできてよかった。可能であれば踊りの体験ではなく、楽器の体験ができると尚よかった。

② 年末年始が近くなると、テレピなどで耳にする機会が増える楽器を見ることができて興味を持って参観できた。常に火鉢で温め続ける楽器があることに驚いた。今回のような事業の取組によって、雅楽に興味を持つ子供が出でくると嬉しい。

③ 体験はなくてもよかったかもしれない。1時間の中で鑑賞と質問ができたら、子どもたちの集中も持つと思う。

④ 伝統的な文化を後世につないでいく意味があると思った。60年以上生きてきて、雅楽を生で聞くことは初めてだった。詳しい解説もあり、わかりやすかった。舞楽については、全く知らなかった。近くで鑑賞する貴重な機会に恵まれたことに惑謝します。

⑤ 体育館があのよう な雅楽と舞いを見せていただける場に変わって、一気に圧倒された。様々な年代の方が携わっていて、伝統的な音楽が受け継がれていることを感じた。

児童の感想

① 雅楽を鑑賞して感動しました。20分の演奏時間に驚きました。きれいな音楽に眠くなりました。

② 雅楽の体験で学んだことが2つあります。一つは、雅楽を聞いて眠くなるということは、素晴らしい演奏であるということ。もう一つは、雅楽の舞にはいろんな種類があるということです。

③ 印象に残っていることは、雅楽の楽器の値段が高いということと、舞う人がしっかり音を聞いて踊っていることです。

④ 幕についている紋が、キュウリの断面の形をしているのが面白いと思いました。また、その紋が織田信長の紋であることに驚きました。知らないことをたくさん教えてくださいました。有難うございました。